4.24 横須賀平和船団

天気晴朗なれど警備艇多し


カウペンスの艦首の機銃銃座と、ライフルをかついだ警備兵

4月24日(日)、ヨコスカ平和船団の横須賀港内巡りで目立ったのは、米軍の警備艇の多さと露骨な銃の見せ付けだった。

海保の船に並ぶように、平和船団のヨット・おむすび丸を追尾していた米軍警備艇が、反転してすっ飛んでいった。横須賀港を覗きにちょっと寄ってみた、と思われるクルーザーに、米軍警備艇が「迎撃態勢」をしいた。結局、このクルーザーは、掘割を通って長浦港から港外に抜けるまで、警備艇に付きまとわれていた。

平和船団の担当はもう一隻が引き継ぎ、さらに港内には別の警備艇も。この日、警備艇が同時に3隻出る、というこれまでにない態勢が敷かれた。平和船団はいつものコースでマスターピアに停泊中の巡洋艦カウペンスのへさきを横切った。艦首を見上げると機銃の銃座が左右にあり、その間からライフルを担いだ兵士が我々のほうを見ていた。

警備艇に乗っている兵士も、まるで我々に見せつけるように、ライフルを肩から外したりしている。「不必要な接近はしない」という約束をしたので、心理的な妨害に切り替えたのだろうか。見たくもない銃を何度も目にした日だった。(写真はいずれも4月24日撮影)



これ見よがしに銃を見せつける、警備艇の乗組員

(RIMPEACE編集部)

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'2005-4-26|HOME|