05.5.29 ヨコスカ平和船団同乗記



5月29日正午の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:あすか、3:にちなん、4:くりはま
赤字の1:ゲアリー、2:ジョン・S・マケイン、3:ユーコン

空母と随伴艦が出港した後の5月29日(日)、ヨコスカ平和船団のボートで横須賀港内を巡った。

海自の船もほとんど出払っていて、前月とはガラリと様相がことなっていた。ホテルシップなどを除くと、ドックから出てきたばかりのフリゲイト・ゲアリー、空母に同行しなかったイージス駆逐艦ジョン・S・マケイン、給油艦ユーコンの3隻が横須賀本港にいた米艦のすべてだ。ジョン・S・マケインの艦上からは、ライフルを肩にかけた兵士が、じっとわれわれの動きを追っていた。

吾妻島の石油ステーションには、MSCとの契約が終了したばかりと思われる、大型タンカーのガス・ダーネルが停泊していた。(写真はいずれも5月29日撮影)


ジョン・S・マケイン(左)とゲアリー


2週間近く滞在している給油艦ユーコン


ガス・ダーネルは、横須賀では珍客の部類に入る。

(RIMPEACE編集部)

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今回は基地見学参加者が多く、船団が2回出動した。初回の一こま、海保の白いクルーザーの左の小舟2隻が平和船団だ。やはりグレーの巨象にまつわりつくアリの印象は否めない。しかし、米軍は平和船団を大いに気にして警備艇を2隻動員した。軍隊は「見られる」ことをきらうのだろう。ここにいるグレーの軍艦が子象に見えるほどの巨象キティーホークがいても、平和船団はためらわずに出撃する。


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