空母の直衛艦、横須賀に戻る



横須賀基地の防波堤外の錨地で、弾薬をおろすカウペンス(CG 63) (05.7.25 撮影)

7月25日午前、巡洋艦カウペンスが防波堤の外に錨地に停泊して、2隻のバージが赤旗をたてて作業していた。ミサイル入りの白いキャニスターをVLSから抜き取る作業で、午後3時を過ぎても継続中だった。

カウペンスは5月23日に横須賀を出港した空母キティーホークに随伴して、オーストラリア海軍との合同演習タリスマン・セイバーに参加した。演習終了後は、7月3日から8日までキティーホーク、イージス駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズとともにシドニーに寄港している。

米軍の広報ページや地元紙によれば、キティーホークは7月22日にはグアムに入港していて、ジョン・ポール・ジョーンズも同行している。

カウペンスが一足先に戻ってきて、グアムから空母もすぐに帰ってくるのだろうか。それとも空母の航海がまだしばらく続くのに、護衛をジョン・ポール・ジョーンズにまかせて、カウペンスは戻ってきたのか。いずれにせよ、25日に大量の弾薬を抜き取られたカウペンスは、しばらく横須賀に居るのだろう。

(RIMPEACE編集部)


'2005-7-25|HOME|