横須賀基地12号バース延長工事の現況



日曜日もパネルのはめ込み工事が続けられていた12号バース。上屋もどんどん立ちあがっている。(05.8.7 撮影)

8月7日は米海軍横須賀基地の「フレンドシップデー」、指揮艦のブルーリッジが公開された。9号バースに移動して公開されたブルーリッジの甲板からは、10,11号バースを隔てて12号バースの工事がよく見えた。

日曜日だというのに、バースの表面のパネルを埋め込む作業がされていた。また、バースの上屋が完成に向かっている姿も見られた。

 総額百二十八億円の「思いやり予算」による延長工事は一九九三年に始まり、 すでに全長二百七十七メートルの桟橋が四百十メートルに延長された。総仕上げ となる付帯工事の着工を前に、市民グループなどから「原子力空母のための延長 工事ではないか」と批判が出ていたが、先月末、国側が電気、通信、給水管など を桟橋に設置する付帯工事が、通常型空母用であると市に回答していた。(神奈川新聞 8.2)

この工事が原子力空母に転用されることが無いように、継続した監視が必要だ。

(RIMPEACE編集部)


'2005-8-8|HOME|