キティーホーク、横須賀に戻る




浦賀水道を北上し、横須賀港に向かうキティーホーク(05.8.20 撮影)

ほぼ3ヶ月ぶりに、キティーホークが横須賀に姿をあらわした。8月20日午後1時半過ぎに観音崎沖を通過した空母は、浦賀水道を北上し、第2海堡を過ぎて横須賀港に針路を向けた。横須賀基地の8−9号バースに接岸したのは午後3時だった。

キティーホークは5月23日に横須賀を出港し、南下して珊瑚海に向かった。米豪合同演習タリスマン・セイバーに参加した。この演習にはブルーリッジ、ボクサーも加わっている。同演習終了後シドニーに入港、その後グアムに向かい、グアム近海で随伴艦とともにオレンジクラッシュ演習を行い、グアムに寄港する。

その後沖縄近海に向かい、そこで再びボクサーなどとともに米海空統合演習JASEX'05に加わった。8月13日にJASEXが終わると、艦載機をつんだままホワイトビーチ沖合いに初めて接近した。艦載機を厚木に飛ばしたのは空母が横須賀に入る2日前の18日だった。

20日3時までに、空母に前後して入港する随伴艦は、見えなかった。今回の空母のクルーズと随伴艦については、別稿で触れたい。

(RIMPEACE編集部)




横須賀基地の8−9号バースに入港するキティーホーク(05.8.20 撮影)

今回掲載した写真のうち、浦賀水道の背景は房総半島、あとの3枚の背景はベイブリッジから「みなとみらい」のスカイラインだ。もしこの空母が原子力推進だったら..。東京湾は狭い。原子力空母配備の問題は、横須賀市だけの問題ではない。


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