ヨコスカ平和船団、MD反対の海上デモ実施
ラッセン新配備に抗議するおむすび丸。2隻のイージス駆逐艦はラッセン(左)とJPジョーンズ
交代でミサイルディフェンス(MD)計画反対を訴え、ラッセン配備に抗議する海上デモ参加者
9月4日の日曜日、ヨコスカ平和船団が呼びかけた「ミサイルディフェンス計画反対、ラッセン配備反対」の海上行動が行われた。平和船団の2隻の小舟(+ゴムボート)に分乗して、ヨコスカ基地の海面を、横断幕をかかげながら行き来し、マイクで米兵や自衛官に訴えを行った。
この日はイージス艦がゴロゴロ居て、2日に入港したばかりのラッセンや、新潟から戻ってきたばかりのカーティスウィルバー、それにジョンSマケイン、ステゼムの4隻の常駐駆逐艦が居た。また、サンディエゴを母港とするイージス駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズも前日に入港していた。このほか、イージス巡洋艦も2隻ともいて、米軍だけで7隻のイージス艦が揃っていた。日本海での「ミサイル防衛」で探知役を務めるアーレイバーク級駆逐艦の大集団が、ヨコスカを出撃拠点としているのだ。
海自のイージス艦「きりしま」の乗組員に、インド洋やイラクへの派遣をやめよう、と訴えて海上行動を終えた参加者は、さらに横須賀基地のメインゲートで、当直司令に抗議行動のメッセージを手渡し、そのあとゲート前でメッセージを読み上げた。
(RIMPEACE編集部)(写真はすべて、05.9.4 撮影)
'2005-9-5|HOME|