10.24 AM 横須賀基地、キティーホークが単独出港


横須賀港内で、タグの助けを借りて180度方向転換するキティーホーク


横須賀港の出口に向かうキティーホーク。タグは伴走しているだけで、空母は自力で走り出した。


浦賀水道に向かう空母。右は、3時間ほど前に動き、錨地でミサイルの装填を行う巡洋艦チャンセラーズビル

10月24日10時過ぎ、空母キティーホークが横須賀を出港した。予定より1時間遅れての出発だった。

常駐艦が全部揃っていた横須賀基地だが、この日の午前、空母以外で動いた米艦は巡洋艦チャンセラーズビルだけだった。7時過ぎには動き出していたチャンセラーズビルは、港外の錨地でミサイル・キャニスターの交換を行っていた。2台の弾薬輸送バージのうち、最初の1台がこれまで積んでいたミサイルを下ろし、1時間後に到着した2台目のバージから、ミサイルを積み込んでいた。

キティーホークが出港するとき、2隻の駆逐艦の海上捜索レーダーと、2隻のフリゲイトの対空レーダーが回っていたが、どの艦もすぐに動き出すようなそぶりはなかった。
チャンセラーズビルとフリゲイトが、午後から明日にかけて出港して、空母に合流するかもしれない。ただ、いつもやってくる給油艦もまだ現れないから、今回の出港は短期の検査航海で、いったん横須賀に戻ってきた後、何隻かの随伴艦を引きつれて、本格的な航海に出る可能性が大きい。

(RIMPEACE編集部)(写真は全て 10.24 撮影)


空母出港時に必ず飛来する、警備(チャネル・ガード)のヘリ。厚木から飛んでくる。出港ルートの回りを低空で飛行していた


空母が出た後の横須賀基地。弾薬積みこみ中のチャンセラーズビル以外は動いていない。
フリゲートのアンテナが回っていたが、すぐ動きそうな気配はなかった。


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