原子力空母ヨコスカ配備反対の海上デモ
平和船団の3隻のボートが出動。原子力空母配備反対と米海軍に訴える
11月27日11時過ぎから、ヨコスカ平和船団は海上デモを行った。海自桟橋の護衛艦や潜水艦、米軍桟橋の指揮艦や駆逐艦にマイクや横断幕で訴えた。
海自の艦船の乗組員には、インド洋への度重なる派遣で自衛官は過酷な状況にさらされていること、潜水艦乗組員の大麻汚染は個人の問題ではないことなどを呼びかけ、イラクやインド洋からの即時撤退のアピールを行った。
今回は、4隻つながった潜水艦の上で多数の乗組員が作業中で、平和船団の動きを注目していた。
米軍区域には、原潜や第7艦隊の旗艦ブルーリッジ、駆逐艦、フリゲイトなどがいた。ブルーリッジの近くで、(英語で)原子力空母の配備に反対する意思を伝え、もし原子炉の事故が起きれば、ヨコスカだけではなく首都圏で何十万人もの死傷者が出ることを訴えた。
ブルーリッジが停泊しているバースや、駆逐艦カーティスウィルバーの艦首から、警備の米兵が平和船団をじっと見詰めていた。
(RIMPEACE編集部)
'2005-11-27|HOME|