原潜入港、空母は未帰還の横須賀基地



12月9日14時に横須賀基地に入港した原潜シカゴ

12月9日、原潜シカゴ(SSN 721)が横須賀基地に入港した。シカゴの入港は2003年4月下旬以来だ。放射能チェックのために追尾していた海保の船は「はかぜ」(CL 37)だった。いつもの「きぬがさ」は姿を見せなかった。

横須賀は最近船の出入りが多い。6日に吾妻島のバースにいたオブザベーション・アイランドは、翌日本港の6号バースに移動、9日に姿を消した。指揮艦ブルーリッジは8日に入港、9日には駆逐艦ラッセンがオブザベーション・アイランドが入っていたバースに入港した。

9日現在、横須賀の常駐艦のうち居ないのは、キティーホークとその随伴艦チャンセラーズビル、マレーシア・ランカウィ港に5日に入ったジョンSマケインの3隻だ。空母は艦載機を厚木に戻したあと、通常ならすぐ帰港するのに、今回は音沙汰が無い。何か理由があるのだろうか。

(RIMPEACE編集部)


オブザベーション・アイランドが6号バースに停泊中(05.12.7 撮影)


ラッセンとブルーリッジが入った6,7号バース(05.12.9 撮影)

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