キティーホーク帰港、随伴艦も続く


予定より早く東京湾に入り、朝もやの浦賀水道を北上するキティーホーク。横須賀を早朝出港したステゼムとすれ違う


横須賀入港直前のキティーホーク。甲板の上には工作車両が1基あるだけ(12.12 撮影)

12月12日朝、キティーホークが横須賀に戻ってきた。8時前に観音崎を通過し、9時に横須賀基地の8−9号バースに入った。

入港前に護衛のヘリが空母の近くを飛びまわっていたが、それとは別に2機のSH60が厚木方面から飛来して、横須賀航路に入る前の空母に着艦した。VIPを空母に運んだとも考えられる。

空母が横須賀基地に近づくと、信号旗をマストに掲げた海自の護衛艦「きりしま」が港から出てきて、防波堤の外でキティーホークを迎える態勢をとった。そしてキティーホークが入港する後をゆっくりついて、「きりしま」も入港した。
吉倉桟橋の艦船の停泊位置の入れ換えならば、信号旗を掲げて出てくることはない。わざわざ空母を出迎えることにどんな意味があるのだろうか。

キティーホークから1時間遅れて、巡洋艦チャンセラーズビルも戻ってきた。これで、キティーホークに随伴した艦船は全て横須賀に戻ってきた。空母の帰港当日に出港した駆逐艦ステザムと、東南アジア方面にいるジョン・S・マケイン以外の常駐艦がすべて、横須賀基地に揃った。

(RIMPEACE編集部)


海自「きりしま」を「従え」て入港するキティーホーク


帰港する巡洋艦チャンセラーズビル。10月24日に空母が出港して以来、ずっと付き添ってきた艦だ。(12.12 撮影)

'2005-12-12|HOME|