東京湾の基地を海から見る(1) 横須賀基地


12月12日に入港したキティーホーク。何度見てもその大きさに驚かされる


駆逐艦、巡洋艦、フリゲイトが並ぶ横須賀基地のマスターピア(12.15 撮影)

12月15日、神奈川平和運動センター主催の「東京湾の米軍基地・自衛隊基地を見る」行動に、平和ガイドとして参加した。横須賀・三笠公園から出発して横浜港までの基地視察の海上行動だ。

横須賀基地のガイドは、平和船団の鈴木さん。「左に林立している米軍の高層住宅は広さが140平米、県営住宅の2倍です。しかも家賃が無い」
鈴木さんの解説に、船の上から米軍住宅を睨む人多数。

横須賀本港に入ると目の前に空母キティーホークの巨体があった。クリスマス前に横須賀に戻ってきた船が多く、指揮艦ブルーリッジをはじめ巡洋艦2隻、駆逐艦3隻フリゲイト2隻がずらっと並んでいる。
今ここに入る船が積むミサイルや弾薬で、どれだけの破壊力を持っているのかを想像するだけで、背筋が寒くなる思いがする。さらに、空母が動くときには厚木の艦載機が加わるのだ。

本港と隣りの長浦港に、海自の護衛艦もたくさんいた。まさに横須賀は、日米の海のパワーが集約されている基地だ。

(金子ときお・相模原市議)(写真は編集部)


県営住宅の倍の広さの米軍住宅に、厳しい目を向ける参加者(12.15 撮影)

'2005-12-16|HOME|