MD仕様の巡洋艦、ヨコスカ配備へ
2月14日に、太平洋艦隊司令官は今夏の空母の演習予定とともに、横須賀常駐艦の交代について話した。巡洋艦シャイローが06年後半に配備されるというのだ。交代する巡洋艦は未定のようだが、シャイローには「最も進んだミサイル防衛システムを搭載することになる」ということだから、SM3ミサイルの発射能力を持ってやってくることは間違い無い。
弾道ミサイルを打ち落とすミサイルとして開発されたSM3を初期にテスト発射したのがシャイローだ。その後、SM3のテスト専門の任務についたレイクエリーと交代して、シャイローは空母エブラハム・リンカーンの戦闘群に入り、二回ペルシャ湾に出動している。
2002年8月には、リンカーンが佐世保に寄港し、随伴したシャイローが博多に入港している。その後この空母戦闘群はペルシャ湾に向かった。
MDの探索方を勤めるイージス駆逐艦は5隻横須賀に常駐している。これに撃ち方としてSM3を装備したイージス巡洋艦シャイローが配備され、横須賀はMD最前線の機能がますます強化されることになる。
(RIMPEACE編集部)
シャイロー(CG67)(US NAVY Official Photo)
'2006-2-17|HOME|