駆逐艦マケイン、鹿児島へ



横須賀基地を出て浦賀水道航路に入るジョンSマケイン(2月22日 撮影)

2月22日14時前に、駆逐艦ジョンSマケインが横須賀基地の7号バースから出港した。鹿児島現地からの情報によれば、この船は24日に鹿児島入港予定とのこと。

隣りの6号バースには、自治体の反対を押し切って長崎に入港して戻ってきたばかりの駆逐艦ステゼムが停泊中だ。巡洋艦チャンセラーズビルと指揮艦ブルーリッジの相次ぐ室蘭寄港も含めて、現地の自治体の反対を押し切って、横須賀の艦船が続けて民間港に入港している。

キティーホークが改修工事中の時期に、巡洋艦や駆逐艦があちこちに寄港するのはこれまでもあったことだ。そのキティーホークは、飛行甲板に大型のテントを設置して改修工事の最中だ。

米海軍のワークホースと位置付けられているイージス駆逐艦は、この日マケインを含めて4隻が横須賀基地にいた。不在のカーティスウィルバーは、レイテ島の救難活動に従事しているとのことだ。もともとは米比合同演習バリカタンに参加する予定だったが、地すべり災害の発生で佐世保の揚陸艦とともに、現地にかけつけている。

(RIMPEACE編集部)


左端はラッセン、右端はバースを離れた直後のマケイン


キティーホークの甲板では改修工事が進行中。その後に救難艦セーフガードのマストが見える(2月22日 撮影)


2月22日正午の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:くりはま、3:輸送艇、4:しらね、5:はるさめ、6:きりしま、7:はたかぜ、8:おおなみ、9:すずなみ
赤字の1:フィッツジェラルド、2:ラッセン、3:ゲアリー、4:バンデグリフト、5:ステゼム
6:ジョン・S・マケイン、7:キティーホーク、8:セーフガード


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