イージス駆逐艦ステゼムも横須賀に戻る


63番が2つ居るが、上(奥)の63番がイージス駆逐艦ステゼム。正午には入港していた(4月10日 撮影)

フォールイーグル演習のあと、秋田港に寄港していた駆逐艦ステゼムが、10日朝横須賀に戻ってきた。

ステゼム(DDG63)は、3月17日に横須賀を出港、海自と空母リンカーンとともにPASSEX演習を行い、日本海に入りフォールイーグル演習に参加、3月末の同演習終了後4月4日に秋田港に入港した。
入港目的が親善のため、というのなら、横須賀からバスを仕立ててステゼムの乗組員全員が秋田に行けばいい。駆逐艦1隻を動かすよりもずっと経済的だと思うが、なぜか米軍は軍艦ごと民間港に寄港することを選ぶ。
親善という衣の下に、軍事目的の鎧をつけているとしか考えようがない。

ステゼムが帰港して、横須賀はフリゲイト2隻以外の常駐艦が全部そろった。ただし、空母キティーホークの飛行甲板には特大のテントが2張り張られて、未だ工事が進行中だ。

(RIMPEACE編集部)


'2006-4-10|HOME|