空母の修理、終了へ。4.17横須賀基地を視る



(上)飛行甲板の最後の特大テントが解体中(4月17日 撮影)
(下)5日前は、未だ片方は残っていた(4月12日 撮影)

昨年12月に帰港して以来重ねてきたキティーホークの修理が、完了に近づいている。飛行甲板の後部を覆っていた特大のテントは、その後艦の前部に移され、テントの中では甲板の補修や、おそらくカタパルト関係の工事も行われていたはずだ。
4月17日に最後のテントが解体されていた。既に甲板の後部には大型の工作車両も置かれて、今後の出港に向けた作業に備えている。
6月からの空母複数を動員する大演習に向けて、検査のための航海に出るのもそれほど先のことではないだろう。


停泊中のラッセンと、弾薬庫に戻るバージ。ラッセンはこの後、錨を上げて浦賀水道に向かった。(4月17日 撮影)


弾薬輸送バージから魚雷の容器がバンデグリフトの後部甲板に移される。(4月17日 撮影)

フェーズドアレイ・レーダーや垂直ミサイル発射装置の改修を終えた、イージス駆逐艦ラッセンは、錨地で弾薬などを積みこんだ後、出港した。短期の航海だと思われる。
フォールイーグル演習の後、香港に寄港し、14日に帰港したフリゲイト艦バンデグリフトには、弾薬輸送バージからクレーンで魚雷が補充されていた。



この日は、海自の潜水艦が吉倉桟橋で魚雷を積みこんでいた。スクリューのついている方は実弾だろう(4月17日 撮影)

(RIMPEACE編集部)


'2006-4-17|HOME|