米艦14隻がひしめく、空母出港前の横須賀基地


12号バースに停泊するキティーホーク。手前には指揮艦、駆逐艦、巡洋艦、フリゲイトが重なる



6月5日14時半の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:むらさめ、3:たかなみ、4:おおなみ、5:あすか、6:しらね、7:ふたみ、8:くりはま、9:すおう
赤字の1:USCG セコイア、2:ゲアリー、3:フィッツジェラルド、4:ステゼム、5:バンデグリフト、
6:チャンセラーズビル、7:カウペンス、8:カーティスウィルバー、9:ジョンSマケイン、
10:ブルーリッジ、11:チペカヌー、12:ラッセン、13:ツーソン、14:キティーホーク

6月5日の横須賀基地。キティーホークの艦橋がいつもより左に寄っていた。3日朝入港した空母は、12号バースに入ったのだ。

キティーホークと同じ日に、巡洋艦カウペンスと給油艦チペカヌーも入港した。5月30日入港の原潜ツーソン、6月5日に入港した沿岸警備隊のセコイアも含めて、14隻がひしめいている。

ドライドックに入っているステゼム以外は、数日後に迫った空母の出港時に、ともに出ていく可能性がある。
空母3隻動員の演習が西太平洋で始まる。複数の空母を同時に動かすためには、横須賀や佐世保での戦闘群の補給をスムースに行い、バースを有効に使わなければならない。
7月1日からのキティーホークとカウペンスの小樽寄港の動きも、寄港地を分散して多数の艦船の補給をスムースに行う狙いが含まれているのではないか。

5日前にはリンカーンの随伴艦が2隻、横須賀に入っていた。6月末から7月はじめにかけて、多数の艦船が入れ替わり横須賀にも寄港するのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)(写真はいずれも6月5日撮影)


手前の横向きはゲアリーとフィッツジェラルド。奥は左からバンデグリフト、チャンセラーズビル、カウペンス


手前のマストはステゼム、奥は左からカーティスウィルバー、ジョンSマケイン、ブルーリッジ


12号バースのキティーホーク、手前左はチペカヌーの艦橋、空母の艦橋の手前にラッセンのマスト


'2006-6-5|HOME|