12号バースに入った原潜バッファロー


12号バースに停泊する原潜バッファロー。艦の前後からケーブルがバースの施設につながっている(2006.6.23 撮影)

6月21日、原潜バッファローが横須賀基地に入港した。入港したのは12号バース、原子力空母用に拡張されたあと、初めての原子力艦船の接岸だ。

これまで原潜は隣の浮き桟橋(10、11号バース)に接岸していた。入港時、10号バースには沿岸警備隊カッターのラッシュがいた。でも11号バースは空いていたから、通常ならそこに入るはずだ。
わざわざ12号バースに入ったのは、新ユーティリティーのチェックも兼ねた寄港だった可能性がある。
ホワイトビーチの海軍岸壁が拡張されたあと、最初に入ったのは原潜だった。原子力艦船が原子炉を停止しているときに、通常艦より多い電力を食う。その供給状態などを原子力空母が来る前に確かめ、原子力潜水艦が停泊可能なバースを増やす、という狙いだろう。

空母の接岸はキティーホークでチェック済みだ。原子力艦としての寄港チェックだけなら、今年3月の原潜トピーカのホワイトビーチ寄港のように、4日くらいの在港日数で出ていくのではないか。

(RIMPEACE編集部)


別方向から見た原潜バッファロー。手前はマスターピアに停泊するチャンセラーズビル(62番)とステゼム(6.23 撮影)



6月23日14時半の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:海自潜水艦、2:たかなみ、3:おおなみ、4:はたかぜ、5:あすか、6:にちなん、7:わかさ、8:すま
赤字の1:ゲアリー、2:チャンセラーズビル、3:ステゼム、4:バッファロー


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