北朝鮮ミサイル発射当日の横須賀基地


手前からチャンセラーズビル、ステゼム、戦闘補給艦サンノゼ、バンデグリフト、右後方にラッセン(06.7.5 12時 撮影)
手前の黒いマストは海自の「あすか」と「いかづち」

北朝鮮が早朝からミサイルを発射した7月5日、横須賀基地で目だった動きは駆逐艦ラッセル(DDG59)が出港したくらいだ。

ラッセルは6月28日に横須賀に入港した。空母リンカーンの随伴艦として西太平洋で行動を共にしていた。リンカーンが佐世保に入港した5月下旬には、ラッセルは高知県宿毛港に入っている。

リンカーンはこの日パールハーバーに寄港中で、ラッセルの寄港した横須賀はだいぶ離れている。随伴艦からミサイル監視関連の任務に移った可能性もある。

6月末に佐世保に寄港したあと、7月初めに横須賀に戻ってきた駆逐艦ラッセンは、マストに赤旗を掲げて荷物の積み下ろし中だ。
また5日には居たチャンセラーズビルは6日には不在だった。小さな修理のあとの試験航海に出たと考えられる。

キティーホークとカウペンスは5日に小樽を出港したが、RIMPACには参加しないようだ。第3艦隊のホームページに載っているRIMPAC2006の参加艦船の中で、空母は原子力空母1隻となっている。
キティーホークは西太平洋でRIMPACとは別の行動をとるのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)


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