駆逐艦マスティン、横須賀基地に配備。駆逐艦6隻態勢に


"NO! DDG89","STOP! MD" のプラカードで抗議する中、新鋭駆逐艦マスティンがヨコスカに配備された



浦賀水道から横須賀航路に入ったマスティンは、ものすごいスピードで近づいてきた

7月8日午後1時過ぎ、浦賀水道から横須賀航路に入ったイージス駆逐艦マスティンは、一気に6号バース近くまで進み、その後タグに押されて接岸した。
これほどのスピードで横須賀基地に入港した船を見たことがない。

マスティンは2003年7月に就役した新鋭のイージス駆逐艦だ。アーレイバーク級の中でも最新型のフライトUAというタイプだ。
横須賀配備のフライトUAは、ラッセンとマスティンの2隻となった。

ミサイル・ディフェンスは先制攻撃の敷居を低くするだけだ。イージス駆逐艦の横須賀新配備はミサイル・ディフェンス態勢の強化に他ならない。
この考えに基づき、この日ヨコスカ平和船団は2隻のボートを出して、海上抗議行動を行った。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて7月8日撮影)


右がマスティン、左がマスティンと交代するバンデグリフト。大きさだけ見ても戦力強化は一目瞭然だ



「新配備をやめろ!」「STOPミサイル防衛!」「STOP! MD」の横断幕を掲げて新配備に抗議する平和船団


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