原子力空母用の浚渫、ボーリング調査始まる



12号バースの近くに海上ボーリング調査のためのヤグラが組まれている(06.9.8 撮影)

9月8日、12号バースと6・7号バースとの中間点あたりに、水面から突き出た4本の柱と台の上でボーリング用のやぐらが組まれていた。このあたりは、水深が12メートル超、キティーホークが12号バースに入るには十分な水深だ。

原子力空母にはさらに大きな水深が必要だとかで、横須賀港内の空母がとおる水路やバース付近を浚渫しようとしている。そのための事前調査のボーリングだ。

8月から始まった調査は、深浅調査、金属探査、採水調査を行い、ついにボーリング調査が着手された。 調査の結果、重金属などが大量に見つかり、浚渫工事が汚染工事となることも、横須賀基地の場合十分に考えられる。

(RIMPEACE編集部)


8月23日には、基地の中央部の海上で採水調査が行われていた。(06.8.23 撮影)


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