空母と指揮艦は残り、強襲揚陸艦が出港した横須賀基地


7号バースに停泊するブルーリッジの手前の船はみんな出ていった。右奥はキティーホーク(9.23夕刻 撮影)

23日朝横須賀を出る予定だったキティーホークは、23日8時過ぎの時点で、その日の夜遅くに出港スケジュールを変更、正午前には出港を取りやめた。台風14号のコースを見定めてのことだろう。
飛行甲板に組み立てられた工事用のテントの枠組はそのままで、まだシートの張り直しはしていない。

22日は横須賀に残っていた巡洋艦カウペンスも、23日朝には出港していた。第15駆逐戦隊の5隻の後を追ったのだろう。
その後エセックスも出港した。こちらは、15日から出港予定を変更し続けていた。西に向かっても大丈夫だという気象状況になって、出ていったのだろう。

結局横須賀に残ったのは、キティーホークとブルーリッジ、それに修理中のカーティス・ウィルバーの3隻だけだ。22日に出港していった駆逐艦、フリゲイト計5隻は台風がそれた後に戻ってくると思われるが、台風避難とともに、いざというときの緊急出港訓練を行った、とも言える。

(RIMPEACE編集部)


'2006-9-23|HOME|