原潜出港。横須賀基地は今2隻だけ


ブルーリッジ(奥)とカーティスウィルバーの2隻だけが在港する横須賀基地(06.10.27 撮影)


シャイローと原潜アッシュビルが居た10,11号バース(右、25日)と空になった同バース(左、27日)

10月26日10時過ぎに、原潜アッシュビルが横須賀基地の10号バースから出港した。9月14日の原潜ホノルル出港時にコバルト58が検出されて以降、初めての原潜出港だ。

9月29日以来ずっと11号バースにいた巡洋艦シャイローも出港した。27日にカーティスウィルバーが戻ってきたため、同艦とブルーリッジの2隻の常駐艦だけが横須賀基地に残っている。

ブルーリッジの停泊している7号バースより東側は、海面から1メートルほどの高さのバリケードで囲まれている。その内側の水面で、クレーンを載せた大型のバージが活動を始めた。
空母部隊の一連の出港が一段落して、原子力空母の母港化に必要な浚渫作業の準備作業が再開されたと見られる。

横須賀を出た空母機動部隊は西に向かった。10月23日に、嘉手納にキティーホーク艦載の空母連絡機C2が飛来した。22日に大島沖の訓練海域を離れたキティーホークは23日には沖縄近海に達したと見られる。

(RIMPEACE編集部)


12号バース近くの水面で、浚渫関連とみられる作業が再開された(06.10.27 撮影)


'2006-10-27|HOME|