12号バース拡張と、停泊中の原潜


裏山が削られて、土砂止めのパイルより低くなった。右下方に原潜ボイシが停泊中


このアングルから見ると、山を削ったために、原潜の後に6号ドックの対岸が見えるようになった。(06.12.5 撮影)

12号バースの裏山を削り、バースを拡張する工事がここまで進行している。すでに土砂止めの柵の高さより、削り残った山の基部が低くなっている。

山を削って出来る平地には、原子力空母や原潜に供給するための純水製造プラントが出来るという。さらに12号バースの裏側に原潜が停泊する13号バースも整備中だ。

12月1日に入港した原潜ボイシは、13号バースは未完成、10‐11号バースは撤去予定のために、12号バースの海側の大型クレーンの下あたりに停泊している。
原潜の艦橋の後ろには、削られて低くなった山の向こうに、6号ドックの周囲の建物やコンテナが見え出している。12号バース(と13号バース)と最大のドライドック6号ドックが直結する態勢が現実のものとなってきた。

(RIMPEACE編集部)


12月5日15時の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍。
青字の1:はたかぜ、2:きりしま、3:いかづち、4:おおなみ、5:むらさめ
6:はつゆき、7:しらゆき、8:ふたみ、9:わかさ、10:くりはま、11:すま
赤字の1:ラッセン、2:ジョンSマケイン、3:シャイロー、4:カウペンス、5:ボイシ


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