空母など5隻が帰港し、常駐艦が全部揃った横須賀基地


左からマスティン、シャイロー、カウペンス、ゲアリー、フィッツジェラルド、ステゼム、ブルーリッジ


左のドライドックにジョンSマケイン、右手前はラッセン(82)、カーティスウィルバー(54)、後方にキティーホーク
(06.12.10 12:00 撮影)

12月10日、始めに帰港したのは駆逐艦フィッツジェラルド、続いて同カーティスウィルバー、フリゲイト艦ゲアリー、空母キティーホーク、最後が駆逐艦マスティンだった。これで横須賀常駐艦11隻が全部揃った。
11月中旬の日米合同演習の時期にはブルーリッジしか常駐艦はいなかったことを思うと、出入りの激しさが実感できる。

ブルーリッジ以外の9隻は、何らかの形でキティーホークと行動を共にしていたが、真っ先に帰ってきたのは駆逐艦ジョンSマケイン、続いて巡洋艦カウペンスだった。その後巡洋艦シャイローとフリゲイト艦ゲアリーが戻ってきたが、ゲアリーは1週間足らずで再度出港した。12月に入って香港に空母とともに寄港していたラッセン、ステゼムが戻り、10日に空母を含め5隻が戻ってきた。

始めに戻ってきたジョンSマケインはドライドック入りして、今はマストに覆いをかぶせたり、艦首の塗装をはがしたりされている。またカウペンスもマスターピア・イーストに停泊したまま艦のあちこちにカバーをかけて、工事を始めている。

佐世保や鹿児島に寄港したあと合同演習に参加して、その後香港までキティーホークとともに行動した駆逐艦ハルゼーは10日昼までには横須賀には寄港していない。駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズが05年5月から10月にかけて第7艦隊の責任海域で動いたのと同様の動きを、ハルゼーはあと数ヵ月するのだろうか?

(RIMPEACE編集部)


12月10日12時過ぎの横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍。
青字の1:潜水艦、2:すずなみ、3:いかづち、4:おおなみ、5:はたかぜ、6:しらゆき、7:むらさめ。
試験艦、海洋観測艦は調べず。
赤字の1:カーティスウィルバー、2:ラッセン、3:ジョンSマケイン、4:マスティン、5:シャイロー、
6:カウペンス、7:ゲアリー、8:フィッツジェラルド、9:ステゼム、10:ブルーリッジ、11:キティーホーク


'2006-12-10|HOME|