12号バースの根元で大掛かりなボーリング調査


空母の甲板の向こう、大型クレーンの手前に、大型のボーリング作業船がいる。ドリルや太いパイプも見える(06.12.27 撮影)

紅白の長い支柱を垂直に立てて、ボーリングの作業船「わかくす号」が12号バースの根元付近で作業中だ。これまでの12号バースの先端付近でのボーリング調査と比べて、ずいぶん大掛かりな仕掛けに見える。

12月15日から19日にかけて、バースの先端寄りに泊まっていた「わかくす号」は20日に現在の位置に移動、22日には12号バースに原潜プロヴィデンスが入港した。
「わかくす号」は1週間以上、この場所にとどまっているが、よく見ると細かな動きはしている。

作業船の横には太い鉄パイプが並べられている。ボーリング調査の竪穴を補強する資材だろう。

(RIMPEACE編集部)


12月27日12時過ぎの横須賀本港の停泊状況。▼はボーリング調査の位置(推定)。青が海上自衛隊、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:きりしま、3:あすか、4:いかづち、5:ときわ、6:はたかぜ、
7:おおなみ、8:むらさめ、9:ふたみ、10:にちなん、11:わかさ、12:すま、13:くりはま
赤字の1:カーティスウィルバー、2:ラッセン、3:ジョンSマケイン、4:シャイロー、5:マスティン、6:カウペンス
7:ゲアリー、8:フィッツジェラルド、9:ステゼム、10:ブルーリッジ、11:キティーホーク、12:プロヴィデンス


'2006-12-27|HOME|