駆逐艦が出港、英艦入港の横須賀基地


左から工事中のカウペンス、出港するマスティン、ステゼム。16日にはシャイローがカウペンスの隣にいた


入港中のイギリス海軍調査船エコー(HMS H87)(07.1.17 撮影)

少しずつ駆逐艦や巡洋艦が横須賀基地を出ていく。16日午前までに駆逐艦フィッツジェラルドが、17日午前までに巡洋艦シャイローが、そして同日16時には駆逐艦マスティンが出港した。

フィッツジェラルドは9日に錨地でミサイルを積み込んでいた。マスティンは12日にミサイルの積み替え作業を、岸壁に停止したまま行っていた。ミサイル積み込みは出港の準備だった。

12日にはときわ、いかづちなどの5隻の護衛艦と補給艦ときわ、試験艦あすかが停泊していた海自・吉倉桟橋も、17日ははるさめがぽつんと停泊していただけだ。4隻いた海自の潜水艦も居なくなっている。

3号バースに停泊中のゲアリーの横に、イギリス海軍の海洋調査船エコーが入港していた。来週公式訪問で海自の桟橋に移ると思うが、今は国連軍(朝鮮戦争の!)地位協定に基づく入港、というステータスだろう。


1月17日16時の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍。
青字の1:はるさめ、2:わかさ、3:ふたみ、4:すま
赤字の1:カーティスウィルバー、2:ゲアリー、3:ラッセン、4:ジョンSマケイン、5:カウペンス、
6:ステゼム、7:ブルーリッジ、8:キティーホーク、9: マスティン
H87はイギリス艦エコー

(RIMPEACE編集部)


'2007-1-17|HOME|