横須賀寄港中のカナダ艦は湾岸帰りだった


横須賀基地の6号バースに入港中のカナダのフリゲイト・オタワ (07.2.28 撮影)

2月26日にカナダのフリゲイト艦オタワが横須賀基地に入港した。朝鮮戦争の国連軍地位協定を適用しての寄港だろう。

親善訪問などではないことは、この船のホームページなどを見るとよくわかる。
「06年9月10日に乗組員230人とともに中東に向かった。強襲揚陸艦ボクサーを中心とする遠征打撃群の一員となった」(同ページより)
「この船は、ペルシャ湾、紅海、ソマリア沿岸で対テロ作戦に従事した」(艦長談、香港寄港の記事の中で。Bridging the Strait.com)

オタワは1月28日にペルシャ湾を出て、2月3日モルジブに寄港、8日にマレーシア、17日に香港に寄港した。そしてカナダに戻る前に横須賀に寄港した。
米軍の艦船が中東に出かけ、海自の艦船がインド洋に出かけていくが、そのほかにもいわゆる「テロとの闘い」で米軍とツルんだ艦船が横須賀に寄港して休養をとっていく。

28日には、カンボジアやマレーシアなどを訪問していたゲアリーが横須賀に戻ってきた。3月1日に長崎に寄港予定のマスティンや、東南アジアを歴訪中のブルーリッジなど、横須賀を根拠地とした「軍艦訪問」も繰り返されている。

(RIMPEACE編集部)


28日午後、ゲアリーが戻ってきた。後方に左からジョンSマケイン、オタワ、カウペンス。大型クレーンの手前にキティーホーク。


'2007-2-28|HOME|