日米合同演習の狭間の横須賀基地


佐世保から揚陸艦ハーパーズフェリーがやってきた。「おおすみ」との合同演習のためだろう


前日に日米合同対潜特別訓練から戻ってきたフィッツジェラルド(後)と、短期航海から帰港したカーティスウィルバー

2月20日から26日まで沖縄東方海域で、日米合同対潜特別訓練が行われた。米軍の駆逐艦4隻が参加したが、この時期に横須賀にいなかったフィッツジェラルド、ステザム、ラッセン、マスティンの4隻と見られる。

3月1日にはフィッツジェラルドが横須賀に帰港した。同日、ステザムは大阪南港に、マスティンは長崎港にそれぞれ寄港した。どちらも5日に出港予定で、横須賀に戻ってくるのではないだろうか。

ブルーリッジはマレーシアのポート・クランに寄港中で、横須賀の常駐艦のうち2日現在行方知れずはラッセンと巡洋艦シャイローだけだ。

3月2日15時30分、佐世保から揚陸艦ハーパーズフェリー(LSD49)が横須賀に入港した。3日から7日まで行われる日米合同輸送特別訓練に参加するためだろう。海自の発表によれば、海自輸送艦「おおすみ」と米海軍揚陸艦が、LCAC運航訓練、艦艇等相互研修、通信訓練、陣形運動訓練を行うとの事だ。訓練の名前は輸送訓練より揚陸訓練のほうがふさわしいと思うのだが。

(RIMPEACE編集部)(写真は3月2日撮影)


3月2日18時の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍。
青字の1:潜水艦、2:きりしま、3:むらさめ、4:いかづち、
5:おおなみ、6:はたかぜ、7:たかなみ、8:ふたみ、9:はるさめ
赤字の1:ゲアリー、2:カーティスウィルバー、3:フィッツジェラルド、
4:ジョンSマケイン、5:ハーパーズフェリー、6:カウペンス、7:キティーホーク


'2007-3-3|HOME|