横須賀基地12号バース裏の純水製造プラント建設工事の進捗


掘り出された土と、コンクリートを流し込むコンプレッサーが見える建設現場(07.4.20 撮影)

原子力艦船用の純水製造プラントを作るために、12号バースの裏手の小山を削り取り更地になったのが1月だった。
その後もユンボでさらに掘削が進み、3月はじめまでは、ブルーシートに覆われた土砂が一山、12号バースに積まれていた。 3月後半から近くにもうひとつ土砂の山が出現した。
12号バースの平面より下に掘り進められた際に出てきた土砂だ。

4月下旬に、基礎工事が始まった。セメントを流し込むコンプレッサーの上部が、基地の外からも遠望できる。 出てきた土砂の量から見て、プラントの入る建物は地下はせいぜい1階あるかどうかだろう。大部分が地上階となると思われる。

3月末に10-11号バースが撤去されたが、その付け根の部分には新たに、大型バージ用の係留場所が作られる予定だ。 工事用のくい打ち船が12号バースの付け根の辺りで作業を行っている。

(RIMPEACE編集部)


空母の飛行甲板の後ろにくい打ち船の紅白に塗られたアームが見える。昨年からこの付近でずっと作業をしている(07.4.20 撮影)


'2007-4-21|HOME|