横須賀基地浚渫の準備か? 磁気探査が始まる


左が磁気探査の「いかだ」。右は牽引するボート


  磁気探査中の警告文字が見える(07.5.14 撮影)

週明けの5月14日、横須賀基地の水面の中央部に、小船が2つ浮いているように見えた。後方の小船(実はいかだ)には 「磁気探査中」という文字が見える。金属を使わずに組み立てた「いかだ」のようだ。

昼休みが終わると、キティーホークの後ろからフェニックス号というボートが出てきて、いかだに近づいた。 その後、いかだはボートに引かれて移動していった。

原子力空母の航行ができるように、港の中央部を1メートル以上浚渫する前に、不発弾がないかどうかなどの調べをしなければならない。 そのために、磁気探査で海底を調べていたのだろう。

横須賀市民や東京湾沿岸の住民の納得を得られないままに、軍事上の要請だけで原子力空母の横須賀母港化のステップが進められている。

(RIMPEACE編集部)


後ろから見ると、発泡スチロールのいかだのように見える。手前の青いボートはフェニックス号


'2007-5-14|HOME|