横須賀の第15駆逐戦隊、大半が空母と別行動


横須賀基地の7号バースに停泊中のゲアリー(51番) (07.6.1 撮影)


ホワイトビーチに入港したゲアリー(07.5.26 撮影)

5月23日に空母と一緒に出港したフリゲイト艦ゲアリーが、沖縄経由で戻ってきた。横須賀入港は5月31日とみられる。

ゲアリーは5月26日に、沖合い停泊中の海自補給艦「ましゅう」の横を通ってホワイトビーチの海軍岸壁に接岸した。
ゲアリーがキティーホーク戦闘群の一員なら、この時点で空母は沖縄近くにいることになるのだが、5月末にゲアリーは横須賀に戻って きた。6月にも予定されている、駆逐艦マッキャンベルとの交代の前に、前方配備艦として最後のクルーズを行ったようだ。

5月27日には、中国・青島を訪問していた駆逐艦ステゼムがホワイトビーチに短時間寄港している。ステゼムは、NAVY NEWS によれば、サマー・ディプロイメントの最中だということだから、DESRON15(第15駆逐戦隊)の駆逐艦・フリゲイトの中で、 唯一空母に随伴していることになる。
そして、空母戦闘群もステゼムがすぐ追いつけるくらいの場所にいる、ということだ。

CARATに参加する揚陸艦とフリゲイトのグループ、米豪演習に参加する揚陸艦隊、そして空母戦闘群も、この時期、沖縄近海から 南に向かっている。しかし、横須賀常駐の駆逐艦・フリゲイトのうち、ステゼムを除いた6隻は、横須賀基地に滞在中だ。

(RIMPEACE編集部)


'2007-6-2|HOME|