横須賀に今度はインドのタンカー登場



横須賀基地の燃料ステーションに接岸中のインドのタンカー、ジャグ・プラディップ (07.7.2 撮影)

横須賀基地内吾妻島には、米軍の燃料が貯蔵されている。大型のタンカーで燃料が運び込まれ、また、 横須賀基地の米艦に燃料を補給するバージが、ここから出て行く。
三沢基地で消費される燃料も、この桟橋から中型タンカーで運ばれる。

7月2日にこの吾妻島の燃料ターミナルに油を運び込んだのは、インドのタンカー、ジャグ・プラディップ(27,627トン)だった。
一時、中国の五星紅旗を掲げたCOSCOのタンカーが来たこともあったが、インド船籍のタンカーが来たのは初めてだ。

中東の戦争や大きな演習などでレギュラーのタンカーが出払ってしまって、MSCがチャーターしたものと思われる。
武器の輸送では米国籍以外の船を使うことはあまりないが、燃料輸送はコスト優先ということなのだろう。

(RIMPEACE編集部)


ジャグ・プラディップの後部。母港がムンバイであることがわかる (07.7.2 撮影)


'2007-7-2|HOME|