戦闘艦が戻ってきた横須賀基地


20日午後、横須賀に戻ってきたジョンSマケイン(DDG 56) 


左から、カーティス・ウィルバー、シャイロー、マケイン、ゲアリー、マッキャンベル 


手前の2号バースにラッセン、左奥の12号バースにフィッツジェラルド

7月20日の横須賀港には、米軍の戦闘艦が7隻いた。巡洋艦シャイローと駆逐艦ジョンSマケインは、20日の当日に 帰港したが、その他の5隻は、台風4号の接近に伴い、16日までは洋上に避難していたものだ。

6月18日から7月2日までのタリスマン・セイバー2007演習に、横須賀から加わった船は、ブルーリッジ、キティーホークと、巡洋艦 カウペンス、シャイロー、それに駆逐艦ステゼムだ。そのうちのシャイローが真っ先に横須賀に戻ってきた。

キティーホークと直衛艦のカウペンスは、ブリスベーンに寄港中、ステゼムは7月5日からニューカレドニアに寄港し、現在は出港して いる。ブルーリッジも演習終了後はブリスベーンに寄港し再び出港中。
マケインは7月2日に新潟を出港、MDの演習に加わったあとホワイトビーチに寄港し、そのご10日あまりの航海で横須賀に戻ってきた。 残るマスティンは、改修工事のあと何度か短期間の出航を繰り返し、14日に台風避難で出航したあと、まだ戻っていない。

7月13日にインドのメディアがいっせいに9月のベンガル湾での合同演習についての記事を流した。この演習にはキティーホークも 加わるとのこと。今後キティーホークがいったん横須賀に戻るのか、それとも9月のインドや日本、オーストラリア、シンガポール との合同演習まで洋上にとどまるのか、今のところ不明だ。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 07.7.20 撮影)


7月20日16時半の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍。黒は浚渫船
青字の1、2:潜水艦、3:はたかぜ、4:たかなみ、5:しらね、
6:あすか、7:にちなん、8:ふたみ、9:くりはま
赤字の1:ラッセン、2:カーティスウィルバー、3:シャイロー、
4:ジョンSマケイン、5:ゲアリー、6:マッキャンベル、7:フィッツジェラルド
黒字の1:三久15号、2:第十八龍王丸、3:八宝耀


'2007-7-21|HOME|