07.7.29 ヨコスカ平和船団同乗記−2

土砂運搬船と汚染防止膜を確認。浚渫実施は近い 


8号バースに停泊中の浚渫船「第18竜王丸」には土砂運搬船が横付けされていた


土砂運搬船(バージ)は「B−1506 住吉丸」、総トン数 783トンの大きなバージだ

指揮艦ブルーリッジの向こうに、浚渫船が停泊していた。「第18竜王丸」だ。
横に土砂運搬船「B−1506 住吉丸」がいた。浚渫船に土砂運搬船が付くのは、実際の浚渫作業がスタンバイしていることをしめす。
オイルフェンスと同じような汚染防止膜も、一部8号バースを囲むようにめぐらされていた。

「横須賀米軍浚渫工事 施工計画書」(五栄土木・ヤマト工業建設共同企業体)によれば、8−9号バース周辺が最初の浚渫工事区域 となっている。平和船団のヨットから見たが、まだ計画書どおりには汚染防止膜が展開されてはいなかった。
もう1隻の浚渫船「八宝耀」には、まだ土砂運搬船は接舷していない。同計画書によれば、この区域の実浚渫作業は7月20日過ぎから 行われることになっているが、作業開始が遅れている。

同計画書によれば、「第18竜王丸」「八宝耀」が浚渫船で、一番最初に来た「三久15号」はクレーン付き台船となっている。フェンス の設置などを担当する。
浚渫船の能力は、一度にすくい上げる土砂の量で表される。同計画書によれば、「八宝耀」は25立米、「第18竜王丸」は20立米と なっている。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 07.7.29 撮影)


浚渫作業のためのクレーンが3つ並ぶ8−9号バース。手前から「第18竜王丸」「八宝耀」「三久15号」

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'2007-7-30|HOME|