横須賀基地・12号バース周辺の改造工事も進む

10−11号バースが撤去された岸壁に、大型バージを停泊させる 新桟橋の建設が進んでいる。この右にはタグボートの溜りがあり、8−9号バースに原潜が接岸したりしていたころとは様変わりの 機能となる。原潜は、12号バース先端から反対側にできた13号バースに停泊することになる。



7号バースに停泊中のブルーリッジから見た、12号バース海側半分の現況。右後方に建設中の純水製造プラントの建屋工事中に出た土砂が、 バースに詰まれたままだ。裏側の13号バースには管や床材が積まれていて、まだ13号バースの使用は開始できない状態だ。



これらの資材が13号バースに詰まれているが、これが純水製造プラント建設用のものかどうかは不明だ。しかし1週間前に、このあたりに 大きなタンクと見られるものが2つおかれていたり、また大型トレーラーが5〜6台集まっていたのを見ると、これらの資材が 外面の工事が終わりに近づいた同プラントの建物の中に運び込まれる可能性が大きい。



外壁に取り付けられていた工事用の足場が半分ほど無くなった、純水製造プラントの建屋。大きな入り口からは、くらくてはっきり しないが、空ではないことがうかがわれる。建屋の仕上げと同時に、内部の工事が進行しているのだろう。原子力空母を泊めるための 12号バース、原潜停泊用の13号バース、そして原子力艦船に純水を供給する設備。12号バース付近が原子力艦船エリアに改造されつつ ある。

(RIMPEACE編集部)(写真は 07.8.4 撮影)


12号バース周辺の改造が進行中の現場見取り図(浚渫工事施工計画書を利用して作成)


'2007-8-7|HOME|