ピカピカのタンカー、ヨコスカに登場 



横須賀基地吾妻島燃料埠頭に停泊中のタンカー、カズダンガ

横須賀の艦船だけでなく、厚木や三沢の航空機燃料まで面倒を見ている横須賀基地の貯油施設。その吾妻島の 埠頭に真新しいタンカーが泊まっていた。初寄港どころか初航海ではないか、とおもわれるくらい、まったく汚れが見られない。

艦尾のIMO(国際海事機構)ナンバーから調べると、どうやらHYUNDAIで作られた3万7千トン超の船で、デビューはこの8月 らしい。KAZDANGAという船名はバルト3国のひとつラトビアの地名だ。船籍はマーシャル諸島だが、所有者はラトビアの組織なの ではないか。煙突にかかれたLATというマークも、ラトビアのはじめの3文字だし...

喫水線はあがっていて、油槽が空に近いことを示している。米軍基地に着岸したタンカーだから、MSCのチャーターでオイルを運んで きたものと思われる。先のインドのタンカーといい、今回のマーシャル諸島籍の船といい、燃料輸送にはさまざまな船籍のタンカーが使わ れている。

(RIMPEACE編集部)(写真は 07.8.8 撮影)


'2007-8-8|HOME|