07.8.26 ヨコスカ平和船団同乗記−2

浚渫工事に抗議する平和船団 


「STOP!原子力空母の母港としゅんせつ工事」の横断幕を浚渫船に向け、海上抗議行動


2隻の浚渫船の横には、浚渫土砂を満載した運搬船が溜まっていた 

ヨコスカ平和船団の定例行動日は、冬季を除く毎月最終日曜日だ。8月最後の日曜日の26日、2隻の船に分乗して 浚渫反対、原子力空母母港化反対の海上抗議行動を軍港内で行った。

日曜日は浚渫工事は休みだが、2隻の浚渫船は第一期の工区内に停泊していた。その横には浚渫された土砂がてんこ盛りになった 土砂運搬船が少なくとも2隻見えた。
施工計画書によれば、港内で土砂運搬船からガット船と呼ばれる廃棄物処理船に土砂を移し変え、ガット船は三宅島の東約120km の海上まで運んだ上で浚渫土砂を海洋投棄する。
数日前からガット船の動きが見えなかった。そのために土砂運搬船に山盛りになった浚渫土砂は、そのまま浚渫現場に留め置かれた と見られる。

翌27日朝から、2隻のガット船が同時に停泊して、運搬船から土砂を移し替えていたから、相当量の土砂が現場に滞留していたのは 確かだ。
平和船団に分乗した人たちは、浚渫船が停泊する工事現場に向かって、「浚渫工事をやめてください」「海を汚さないでください」 と訴えた。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 07.8.26 撮影)


将来原潜バースに予定されている13号バース。足場がほとんどとれた建物は原子力艦船用の純水製造プラント

ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ!ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。 毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港を走ります。(ただし12月から2月の定期運行はありません)


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