横須賀浚渫、第2工事区画で「汚濁防止膜」設置
横須賀本港の中央やや南の区画に設置される「汚濁防止膜」
(07.9.25 撮影)
9月25日、クレーン付き台船「三久15号」が横須賀本港中央部付近で作業をしていた。「汚濁防止膜」の水面に浮かぶオレンジの帯が
ルーズな4角形に閉じる直前だった。
浚渫第1区画の、12号バースと8−9号バースの間の水面に張られていた「汚濁防止膜」は、空母キティーホークが戻ってくる直前に
撤去された。駆逐艦の入港が一段落した25日に、撤去されていた膜を第2工事区画に張り出した。
入船で接岸しているキティーホークは、この浚渫工事の膜が張られている間は、出港時の回頭が難しくなる。また6号バースに停泊中の
駆逐艦2隻や7号バースのブルーリッジも出入りが極めて制限される。
第2工事区画の浚渫が未完のままに「汚濁防止膜」が撤去されれば、それは横須賀の米艦隊の緊急出港の前触れとなる。今回の浚渫工事
区画は、そういう場所になっている。
(RIMPEACE編集部)
'2007-9-26|HOME|