空母出港間近の横須賀基地 


飛行甲板に張ってあった工事用のテントが完全に取り去られた。排気遮蔽装置がテストで上がっている


浚渫船がいなくなり、汚濁防止膜を一時撤去する作業が進行中。手前の小船は潜水作業中 (07.10.18 撮影)

キティーホークの飛行甲板に張られていた工事用の大きなテントが、16日に撤去された。その日はまだテントの骨組みが 一部残っていたが、18日にはそれも完全になくなった。テントを張っていたあたりで、艦載機発艦時のジェット排気の遮蔽版が 上げ下ろしされていた。

甲板が片つけられていくだけではない。入船状態で接岸している空母が出港するとき、港の中央でタグボートが何隻もとりついて 空母の船体を180度回転させる。その海域が今、浚渫工事の最中だ。
17にちまでやっていた浚渫工事を中断して、汚濁防止膜を一時的に撤去する作業が、クレーン付き台船と潜水作業船によって行 われていた。空母の出港は近い。

空母出港前に、横須賀常駐艦11隻が短期間だったが全部揃った。16日のことだ。
18日にはマスティン(DDG89)がいなくなっていた。空母にくっついて室蘭まで行く予定のフィッツジェラルドが向きを180度 変えて、出船状態でカウペンスの舷側につながれていた。

(RIMPEACE編集部)


駆逐艦3隻の後ろには、キティーホークの甲板が左右に長く延びている。


駆逐艦3隻と巡洋艦2隻が並んでいる。その右は指揮艦ブルーリッジ(07.10.18 撮影)


10月18日13時半の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:潜水艦、2:しらせ、3:あすか、4:ふたみ、5:にちなん、6:くりはま
赤字の1:ラッセン、2:カーティスウィルバー、3:マッキャンベル、4:エフェクティブ、5:フィッツジェラルド 、
6:カウペンス、7:ステゼム、8:マケイン、9:シャイロー、10:ブルーリッジ、11:キティーホーク 


'2007-10-18|HOME|