潜水艦母艦が来た横須賀基地


空母が停泊していたバースに潜水艦母艦が入港している


10月22日13時の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の1:潜水艦、2:しらせ、3:ひえい、4:あさかぜ
赤字の1:マッキャンベル、2:カーティスウィルバー、3:エフェクティブ、4:カウペンス、
5:ステゼム 、6:シャイロー、7:マケイン、8:ブルーリッジ、9:フランクケーブル

空母キティーホークが横須賀基地を出港した10月21日の午後に、潜水艦母艦フランクケーブルが入港した。年に一回は 母港のグアムからやってくる船で、今年は比較的遅い時期の寄港となった。

前方配備されている艦の中では、キティーホーク、エセックスに次ぐ「大物」で、キティーホークがいた8−9号バースに停泊中だ。 「大物」が出入りしたあと、浚渫工事を再開する作業が始まった。キティーホークが出港する際に邪魔になるので撤去した、浚渫区画を 囲む汚濁防止膜が張られつつある。これでは、テスト航海のあと、いったん横須賀に戻るのではなく、空母はそのまま室蘭に向かう ことになろう。

高度な艦船修理能力を持つフランクケーブルが入港すると、原子力潜水艦が横須賀にやってくる可能性が大きくなる。06年7月の入港 時には原潜バッファローが横須賀に寄港した。04年9月の入港時には原潜シャルロッテが寄港している。最近日本周辺をうろつく原潜が 多いので、そのうちの何隻かがフランクケーブルの横須賀寄港中に横須賀に来ることはありうる。

弾薬補給艦フリントも22日に防波堤の外の錨地に姿を現した。バージからフリントにミサイル・キャニスターなどが積まれ、いくつかの 爆薬らしきものがバージに降ろされたようだ。
フリントを離れたバージは、浦郷弾薬庫まで弾薬のコンテナ少しを運んで行った。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 07.10.22 撮影)


錨地で停泊中の弾薬補給艦フリント


弾薬補給艦から離れて浦郷弾薬庫に向かうバージ。


'2007-10-22|HOME|