原潜と潜水艦母艦がセットで寄港中

(左）原潜の艦橋に "USS LOS ANGELES" のプレートがかかっていた。初めてお目にかかる代物だ
(右）艦橋の一部からケーブルが露出していた。このまま潜るのは無理というものだ


年に一度は横須賀にやってくる潜水艦母艦フランクケーブル。母港はグアムだ

１０月２８日、ヨコスカ平和船団のヨット「おむすび丸」が横須賀の軍港を走った。

２１日に出港したキティーホークと駆逐艦フィッツジェラルドは室蘭に、マスティンは函館にそれぞれ３０日まで寄港中だ。また巡洋艦 シャイローも舞鶴に寄港中だ。
常駐艦ではそのほか、カーティスウィルバー、ラッセン、マッキャンベルの駆逐艦３隻が横須賀を離れている。２８日昼に横須賀に残って いた常駐艦はブルーリッジ、カウペンス、ステゼム、ジョンＳマケインの４隻だけだ。

外来の大物が２隻、まだ寄港中だった。１０月２１日に空母と交代で入港した潜水艦母艦フランク・ケーブル、母艦の寄港に合わせたように ２４日に入港した原潜ロサンゼルスの２隻だ。

ロサンゼルスは９月に２週間佐世保に寄港してから１ヶ月で、また横須賀に入港して５日目だ。 こんな寄港を繰り返しているのは、どこか船体に異状があるからではないだろうか。

港内の浚渫工事は、日曜日のためか止まっていた。キティーホーク出港時に撤去した汚濁防止膜は張り直されて、その内部に浚渫船が 入っている。
多くの艦船が移動すると、燃料を大量に消費する。それを補うために、吾妻島の燃料タンクにオイルを運び込むタンカーが、入港 していた。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ編集部）(写真はすべて 07.10.28 撮影）

この日の午前中に、吾妻島の燃料バースに接岸したタンカー、マースク・ローデ・アイランド



１０月２８日１２時の横須賀本港の停泊状況。青が海上自衛隊、赤が米軍
青字の１：潜水艦、２：きりしま、３：あすか、４：いかづち、
５：しらね、６：むらさめ、７：あさゆき、８：わかさ
赤字の１：カウペンス、２：フランク・ケーブル、３：ステゼム、
４：ジョンＳマケイン、５：ブルーリッジ、６：ロサンゼルス

ヨコスカ平和船団乗船希望者は、ようこそ！ヨコスカ平和船団へにアクセスして、申し込んで下さい。 毎月最後の日曜日に平和船団の船が軍港をはしります。（ただし１２月から２月の定期運行はありません）

'2007-10-29|HOME|