4隻になっていた横須賀基地浚渫船



空母が出た後、初めの浚渫工区での作業を始めた2隻の浚渫船



第2工事区域にも2隻の浚渫船が配置されて、浚渫作業中

横須賀基地浚渫工事を行う浚渫船は、3隻どころでなく4隻が現場に張り付いた。
2隻は、空母出港後に汚濁防止膜を張りなおした、本港中央部の浚渫箇所No.2で作業を再開した。あとの2隻は、空母が停泊していた 8−9バースに近い浚渫箇所No.1で浚渫を始めている。

施工計画書によれば、浚渫箇所No.1は7月中旬から9月中旬までが工事期間となっている。それが、11月に入らんとする時期に 浚渫箇所No.1にあらたに2隻を投入して作業を再開するのだから、予定よりも相当遅れていることになる。

ガット船の姿は30日午後は見えなかったが、31日からは4隻の浚渫船に対応するだけのガット船がやってきて、横須賀本港の中で ひしめき合うことになる。
多数の船が入り乱れて、作業の遅れを取り戻そうとするときに無視されがちなのが汚染防止のルールだ。そうでなくても懸念がある 浚渫作業による海の汚染の危険性が、突貫作業でより増すことが懸念される。

(RIMPEACE編集部)(07.10.30 撮影)


工事の予定ではすでに終わっているはずの第1工区でも浚渫を再開した


'2007-10-30|HOME|