WB、佐世保、横須賀と事前集積艦が寄港


横須賀港の錨地に停泊中の事前集積艦ジャック・ラマス(07.11.22 撮影)


佐世保港の錨地に停泊中のジャック・ラマス(07.11.13 撮影)


ホワイトビーチの沖合いに停泊するジャック・ラマス(07.11.2 世嘉良 学 撮影) 

11月2日にホワイトビーチに姿を見せた事前集積艦ジャック・ラマス(T-AK 3011)は、佐世保基地に12日に現れた。
佐世保には17日までいて出港したが、その後22日に横須賀に現れた。

このクラスの事前集積艦は、海兵隊一個旅団の4分の1が20日間作戦を続けられるだけの車両や軍事物資を積んで洋上に待機している。 ただじっとしているのではなく、各地の港を回ったりもしている。その過程で、沖縄、佐世保、横須賀と寄港を続けたとみられる。
甲板にはコンテナと平型タグが並んでいる。船倉に車両などが積まれているはずだ。

22日の横須賀港の錨地には海自の補給艦「ときわ」がインド洋から引き上げてきていた。
翌23日に晴海でセレモニーを行うので、せっかく戻ってきても港内に投錨して待機している。なんとも間の抜けた話しだが、日本 政府の「米軍協力」一辺倒で派遣された艦の帰還らしく、最後まで政治的に利用されている証ともいえる。

(RIMPEACE編集部)


セレモニーとしての晴海入港の前に、横須賀に到着していた「ときわ」(07.11.22 撮影)


'2007-11-22|HOME|