空母甲板のテント、骨組みのまま1週間



キティーホークの甲板にいつものようにテントの骨組みが立てられたが...(07.12.28 撮影)

横須賀に帰港するとすぐに甲板に張られる工事用のテントが、やっと骨組みを見せたのは12月21日だった。帰港後3週間以上経過して いた。
もうこの空母には金をかけたメンテナンスは行わないのか、と考え始めたころ、やっと工事用テントの設営が始まった。

しかし、1週間たっても骨組みだけでシートは張られないままだ。テントの場所は飛行甲板の後部、着艦時に艦載機のフックをひっかけて 強引に止める装置があるあたりだ。
退役を来年に控えて、当面メンテナンスは急ぐことも無い、ということなのだろうか。

一方、12号バースの上に建てられている建物は、先週までは骨組みだけだったが、プレハブの壁の取り付けが始まっている。 年明け早々には屋根までおおって、外観的にはクリーム色の倉庫状の建物が姿を現す。
原子力空母を泊めることを前提に拡張された12号バースに大きな建物が出現するが、この用途は未だ不明だ。

(RIMPEACE編集部)


クリーム色の壁が貼られ始めた、用途不明の建築物。(07.12.28 撮影) 


'2007-12-28|HOME|