キティーホーク、横須賀帰港


横須賀基地の8−9号バースに停泊するキティーホーク。左はシャイローの半身


12日午後、入港したキティーホークから物資が下ろされていた。

5月12日にキティーホークが横須賀に戻ってきた。直前まで空母ニミッツとの連携の訓練を行って、台風を避けるように帰港した。

このニミッツとの訓練に加わっていたのは、巡洋艦シャイロー、駆逐艦カーティスウィルバー、ラッセンだ。空母の直衛艦のシャイロー は空母と同時に戻ってきたが、2隻の駆逐艦は、12日午後3時の時点で横須賀に姿を見せていない。

キティーホークの艦載機は11日、12日に厚木に戻ってきた。空母も12日に戻って来たところを見ると、艦載機を発艦させたのは横須賀の近く、 おそらく大島沖の訓練空域で、台風2号の接近と競うように艦載機を飛ばしたと見られる。

空母の入港に際して、横須賀港に張られていた浚渫作業の汚濁防止膜は半分取り払われた。汚濁防止膜はすぐに張りなおされ、空母の再 出港の直前まで浚渫作業は突貫工事で進められるのではないか。

横浜ノースドックに米本国から持ち込まれた変電設備は、9日に横須賀基地の12号バース先端部分への移動が始まっていたが、12日には ほぼ全部の設備が12号バースに並べられている。近くに建設中の純水製造プラントで全部使われるのではないだろうか。

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.5.12 撮影)


7日に横浜NDに持ち込まれた海軍の変電設備は、すべて12号バースの先端部分に並べられた


'2008-5-12|HOME|