高速戦闘支援艦ブリッジ、横須賀に寄港
堤防の外の錨地に停泊中のブリッジ
駆逐艦4隻が並ぶ。手前からカーティスウィルバー、マスティン、ラッセン、ジョンSマケイン
6月29日朝、横須賀基地に高速戦闘支援艦ブリッジが寄港した。30日現在、堤防の外の錨地に停泊しているが、物資の積み込みなど
は行われていない。
高速戦闘支援艦は燃料、弾薬、糧食などなんでも積み込んで空母への補給を担当する。ブリッジ(T-AOE 10)は最近まで原子力空母ロナルド
・レーガンとともに行動していた。
しかし、レーガン空母戦闘群が台風に直撃されたフィリピンの被災者救援のために派遣されたのと時を同じくして、ブリッジは艦隊から
離れて横須賀にやってきた。
被災者からの需要が大きいボトル入り飲料水は、戦闘補給艦ナイアガラ・フォールズが積んでやってきた。レーガンのヘリと輸送機(C2)が
244回の飛行を行い、フィリピン軍の災害救助活動の支援を行ったという(ロナルド・レーガンの公式ページより)
ブリッジは燃料・弾薬の積み込み量が多いために、災害救助活動には不向きだったのかもしれない。それとも29日に雨の中で飲料水
などを積み込み済みで、これからフィリピン海域にもどるのだろうか。
30日の横須賀基地には、2ヶ月半ぶりにカーティスウィルバーが帰港した。駆逐艦は4隻が在港中だ。RIMPAC 2008 が始まった時期に
横須賀に居る船は、演習には参加しないのだろう。
演習参加艦船リストには、ジョージ・ワシントンに替わって参加するキティーホーク以外は、横須賀の常駐艦が載っていないという情報も
ある。常駐艦の巡洋艦シャイローや駆逐艦3隻は、どんな動きをしているのだろうか?
(RIMPEACE編集部)(写真は 08.6.30 撮影)
6月30日14時の横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:しらせ、3:あすか、4:はるさめ、5:はたかぜ
6:たかなみ、7:ときわ、8:むらさめ、9:わかさ
赤字の1:カウペンス、2:カーティスウィルバー、3:マスティン、4:ラッセン 、5:ジョンSマケイン
'2008-6-30|HOME|