今度はブレマートン、横須賀は原潜入港ラッシュ


横須賀基地12号バースに停泊する原潜ブレマートン(08.8.8 撮影)


出港前日の原潜コロンブス。セールに潜舵がないのが、改ロサンゼルス級の特徴(08.8.6 撮影)

原潜からの放射能漏れが横須賀基地でもあったことがわかり、入港を「自粛」するのが普通のはずなのだが、横須賀基地への原潜の 入港はラッシュ状態だ。

7月30日に入港した原潜コロンブスが8月7日午前に出港した。その日の午後には原潜ブレマートンが入港し、コロンブスが居たのとと同じ 12号バースの奥に停泊した。
7月以降、4隻目の原潜寄港だ。

原子力空母の母港化に必要な浚渫工事が一段落して汚濁防止膜が撤去されるのと競うように、原潜の寄港ラッシュが始まった。
7月5日〜13日ヘレナ(SSN 725)、7月15日〜23日プロビデンス(SSN 719)、7月30日〜8月7日コロンブス(SSN 762)、そして 8月7日のブレマートン入港に続く。
このうち、ヘレナは7月30日に本国に戻ったが、アッシュビル(SSN 758)が7月下旬にホワイトビーチに、またラホヤ(SSN 701)が現在 佐世保に寄港中だ。
日本の周辺に原潜が5隻もうろついているというのも、注目すべき事態だ。何かの理由で日本周辺に集まってきた原潜が、横須賀寄港を 目指して「行列」を作っているようにも見える。

(RIMPEACE編集部)


8月8日12時半ぎの横須賀本港の停泊状況。青が海自艦船、赤が米軍艦船。
青字の1:潜水艦、2:ときわ、3:たかなみ、4:いなづま、5:しらせ
赤字の1:フィッツジェラルド、2:USCGワシントン、3:USCGセコイア、4:ステゼム、
5:ラッセン、6:カウペンス、7:マッキャンベル、8:ブルーリッジ、9:サッチ、10:ブレマートン


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