横須賀基地の潜水艦たち



横須賀・吉倉桟橋に接岸中の海自潜水艦への魚雷装填作業

横須賀基地には、米海軍の艦船と海自の艦船が同居している。潜水艦も同じだ。

8月13日昼、米軍の昼休み終了を告げるサイレンがなり終わるころ、海自吉倉桟橋の一角で海自潜水艦に対する魚雷の積み込み作業が 始まった。
弾薬輸送艇からクレーンで吊り上げられた魚雷が、斜めにセットされた台の上に置かれ、潜水艦の艦内に吸い込まれていった。 輸送艇にも潜水艦の艦橋にも赤い旗がひらめいて、弾薬取り扱い作業中であることを示していた。

金色に光る魚雷の前方部分に黄色い帯が書かれていた。表示規格が米軍と同じなら、中に爆薬が入った実弾だ。
夏休み中の長浦小学校まで600メートル、湘南アフタケア協会までは400メートル足らずの距離のところで、海自は弾薬積み込み作業を している。

米原潜ブレマートンは12号バースで入港7日目を迎えている。白い制服を着た兵士が3人ほど出入りしていたが、すぐに出港するような 動きではなかった。
浚渫工事が終わったころから、原潜の横須賀寄港が急ピッチだ。そしてプロビデンスもコロンブスも9日目に出港している。今いる ブレマートンもすでに寄港7日目に入っている。
寄港ラッシュの原潜はまた、長っ尻でもある。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 08.8.13 撮影)


横須賀寄港7日目の原潜ブレマートン


'2008-8-13|HOME|