大型タンカーの寄港が激しくなった横須賀基地
15日に入港したばかりのタンカー、マースク・ローデ・アイランド。喫水が下がっている
原子力空母に替わろうと、横須賀基地・吾妻島の燃料貯蔵施設に寄港する大型タンカーは減るどころか、逆に増えている。
1ヶ月に一度来るか来ないかだった大型タンカーが、9月には3回、そして10月15日にもまた横須賀にやってきた。
横須賀基地・吾妻島燃料ステーションは、東日本の在日米軍基地への燃料供給のハブ基地となっている。吾妻島に運び込まれた燃料は、
横須賀の艦船への給油のほか、タンクローリーで厚木に、小型タンカーで鶴見貯油施設経由鉄道輸送で横田に、また中型タンカーで
八戸港まで行き、パイプラインで三沢へと運ばれている。
ハブ・ステーションである横須賀に、おそらく韓国から燃料を運んでくるのは、最近は主に2万トンクラスのタンカー、マースク・
ローデ・アイランドだ。横須賀寄港時には喫水が下がっているが、吾妻島の燃料タンクに積んできた石油を降ろすと、喫水がぐっと上がった
状態になる。
通常2泊3日で出て行く。
西日本の米軍基地のハブ施設となる佐世保基地にも、このマースク・ローデ・アイランドが寄港して、燃料を降ろしている。
(RIMPEACE編集部)
ジョージ・ワシントンが寄港した9月25日にもマースク・ローデ・アイランドは寄港していた
'2008-10-15|HOME|