海保・海自・米軍合同基地警備訓練、横須賀港内で


海自隊員の乗ったボートを追い詰める米軍警備艇


海保の「カシオペア」がゴムボートを追いかける

11月19日午後、横須賀港で基地防衛の訓練が海保・海自・米軍3者合同で行われた。
ゴムボートでの侵入者に扮したのが海自、横須賀基地に出入りする際の標識、赤と緑のブイの外側が海保の担当、ブイの内側が米軍の 担当という「ショバ割り」だった。

13時過ぎに海自の桟橋に海自のゴムボート2隻、海保の「カシオペア」「くりかぜ」、米軍の警備艇2隻が集まり、訓練の打合せが 始まった。その後海自のゴムボート2隻が沖に出て「侵入態勢」に入った。警備側の船は平和船団の行動時におなじみの船だ。
海保の2隻がやはりブイの外に出て警備体制についたところから訓練が始まった。

赤・緑のブイの外で走り回るゴムボートを海保の2隻の警備艇が追いかけ、その後ブイの中に入ってきた「侵入者」を、今度は米軍の 警備艇が追いかけまわした。
訓練が終わって、海自のゴムボートと米軍の警備艇が連れ添うように港の中央に向かったのは14時過ぎだった。
沖縄近海でジョージ・ワシントンも加わって行われている、日米合同演習の最終日にシンクロさせた基地警備訓練だったのか。それとも 原子力空母の帰港直前のタイミングで行った3者合同の訓練だったのだろうか?

(RIMPEACE編集部)(写真は 08.11.19 撮影)


所定の「襲撃開始地点」に向かう海自扮する「襲撃者」


海自吉倉桟橋億のタグ用バースに集合して、合同警備訓練の打ち合わせを行う米軍兵士と海保隊員


'2008-11-19|HOME|